会えるだけで

「あ、居た」
そう思うと一気にテンションが上がるのを感じていた私。
彼と私は同じ趣味を持つ友達同士でした。
いつもお互いにその場所に居るというわけではありませんでしたが、
彼と会えれば嬉しいという気持ちはありました。
それは長い間、友達としてやってきた仲間だからという気持ちもありましたので
それ以上の感情など無いとも思っていました。
しかし、彼に会えないと趣味をしていても何時もより楽しさは半減してしまうような気もして・・・。
彼に対して特別な感情を抱くようになっているんだと気がついたのはその頃でした。
会えるだけで良い。
その気持ちがどんどん欲張りになって行き、話しをもう少ししたい。
出来るならば帰りにお茶くらいは飲みたい。
そんな欲求が芽生えてきたのです。
そうして彼と会えた時には帰りにお茶でもと誘うようになり、関係は少しずつ動いていきました。
その後、
趣味の場所だけではなくて個人的にも会うようになり2人は恋愛を意識し合うようになり
彼との恋愛が始まったのです。
純粋な「会いたい」からどんどん自分の気持ちが深いものになっていくことをしみじみと感じた瞬間でもありました。
ただ会いたい人。
そんな人が存在しているのならばもしかしたら、その人が未来の恋人かもしれませんよ☆

感受

彼に対しての片思いは「辛い」ものでした。
彼と知り合い仲良くなった時、彼が元彼女に対して未練があることを知ったのです。
その時は「復縁しないの?」「早く吹っ切れるといいね」なんて思っていた私ですが
徐々にその気持ちは切なさに摩り替わって行きました。
そう、私は彼に恋をしたのです。
彼が早く彼女のことを忘れてくれますようにと祈るばかりの毎日でした。
そして、自分の気持ちを抑えるのに必死の毎日でした。
どうせ片思いをするのならば、楽しくしていこう!
そう思えるようになったのは、私の心が少し強くなったからかもしれません。
恋愛って片思いでも両思いでも辛く切ない事って沢山ありますよね?
要は、それらの中に隠れている楽しみをどう受け取るか・・・という事が大切だと思うんです。
私の場合、少ない楽しさしかありませんでしたので(苦笑)受け取るのも大変ではありましたが(汗)
そうして私は彼との日々から少しの楽しさ感受することにしたのです。
それからは少しずつ気持ちも楽になりましたし
「のんびりまとう」という気持ちになりました。
その後、彼は彼女のことを吹っ切れたようで暫くして彼のほうから告白してくれてお付き合いすることになったのです。

楽しくあること

会えるだけで
素敵な恋愛をするためには「自分が楽しくあること」
を掲げてある恋愛指南書って多いと思いませんか?
私自身もそれは強く感じます。
今までの恋愛を振り返って、彼の顔色ばかりを伺う恋愛。
不安だらけの恋愛。時には心身ともに傷つくような恋愛も経験しました。
そんな私ですから
「自分が楽しくあること」が先ずは恋愛の中では大切だと痛感していたんです。
その当時、お付き合いをしていた彼とも自分が楽しく在るようにと努めていました。
ただ、自分「だけ」が楽しくあれば良いという気持ちが芽生えていたのかもしれません。
私は知らず知らずのうちに、彼のことを傷つけたりしていたようなんです(汗)
彼から苦言を呈されるまで全く気がつきませんでした。
「君の奔放さに俺は傷つくときがたまにあるんだ」
そう言われたとき、私は申し訳ない気持ちで一杯になりました。
そして、無意識だった自分がとても情けなく思いました。
自分が楽しく。
それと同時に、意識して彼を傷つけないという気持ちって必要なんですよね(汗)
かなり気がつくのが遅くなってしまいましたが
「これからは変っていく」という約束をして、彼との関係は続いていくことになったのです。
楽しくあると同時に誰かを傷つけないという意識を持つことって大切ですね。